原状回復工事をしよう|マンション退去時のマナー

事前対策がとても重要

家

「経年劣化」は貸主負担も

まだ結婚もしておらず仕事も転職する可能性が多い独身世代にとっては、自分の持ち家を所有している割合よりは賃貸物件に住居している割合の方が断然多い事でしょう。そんな彼らにとっては、賃貸マンションから転居して新居に移り住む時に必ずついて回る問題があります。それが、退去時の原状復帰問題です。家を出る際の原状復帰で非常に多い案件例としては、壁紙(クロス)の汚れや傷の修理が最初に考えられます。タバコのヤニなどで付く黄ばみの汚れや、何か物などがこすれて付いてしまった跡、もしくは壁紙自体に穴が開いてしまったなどのケースは借主の原状復帰義務を負う可能性が非常に高いです。ただし、自分が汚してしまった物ではなく、賃貸を始めて入居した当初からの傷や汚れなどの場合は、最後に貸主との間で揉め事が残らないようにする為に、入居時に貸主と互いに状態を確認し覚書を交わすなどの作業が必要であったり、証拠として写真を撮っておく対策が効果的です。原状復帰の義務が借主にある場合は、入居時に支払い済みの敷金の中から差し引かれてしまうので、事前対策はとても大切な行動となります。最近では、借主が普通の生活状態でごく一般的な住まわれ方をしていた場合、壁紙などの日光による色あせなどは、「経年劣化」という考え方に基づいて、借主の原状復帰義務はなく貸主の修理負担となるケースが増えてきているようです。いずれの場合にせよ、不動産物件の原状復帰問題は大きな額が発生する問題ですので、必ず事前対策は怠らない事がおすすめです。